白洲次郎の生き方

白洲次郎占領を背負った男
白洲次郎占領を背負った男


皆様、こんにちは。
マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。

苦しんでいる時、つらい時こそ、あなたを成長させてくれるチャンスです。

中国五大伝統術の「陰陽説」にあるように、長い人生の中であとで振り返ると良いことが悪かったり、悪いことが実は良いことだったりすることがあります。

悔しい時は、「今にみていろ」とそのつらさをバネにして大きく飛躍するチャンスを天が与えてくれているのです。

日本では今週水曜日の10時から放送されたNHK「その時 歴史が動いた」は、こちらロサンジェルスでは木曜日の夜7時から放送されました。

マダム・ホーはこの春の放送を見ていましたが、今日は出張前の忙しい時に「録画するのよ」と張り切って、番組をみていました。

やっぱり、かっこいいですね。

「われわれは戦争に負けたのであって、奴隷ではない」ときっぱり言い切る姿が美しいのです。

また、映像に映し出された戦後の日本の混乱と貧しさから、今の豊かな日本を作ってくださった多くの先人のかたがたのご苦労と愛国心に改めて感謝したいと思います。

ゲスト出演なさった作家の北康利さんがおっしゃっていましたが、占領下において自分たちで日本国憲法を作れなかった悔しさを「今に見ていろ、とそっと涙する」と記述し、最終的にはサンフランシスコ講和条約で日本の独立と、その後の日本経済の復興を果たした姿は、「有言実行」で素晴らしいです。

口先ばかりの人間が多い社会にいる私たちには、白洲次郎氏の生き方は清涼剤のようなダンディズムです。

白洲次郎の流儀
白洲次郎の流儀

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