中国漢方と上海ガニ
中国漢方と上海ガニ
皆様、こんにちは。
マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。
昨日のブログに書いたように、10年前に初めて上海ガニを食べてからマダムは上海ガニが大好物です。
このカニは、「カニみそ」を食べるのが「みそ」なのです。川に生息する上海ガニの身は、どろくささがあり、あまりおいしくありませんが、そのカニみそは、とても濃厚で甘みがあります。
1994年にはじめて食べた時、このことを知らなかったマダムは、ムッシューがカニみそを勧めても、日本で食べるカニみその味を想像したので「いらない」と言って、ひたすらカニの卵を食べていました。
その後、つのださんに「あんな、泥くさい身のカニのどこがいいのかしら?」と言うと、「あなた、上海ガニは身ではなくて、カニみそを食べるのよ」と言われました。
「えぇ!? そんなこと夫は教えてくれなかった! もう、上海ガニの季節が終わっちゃったじゃないの!」とマダムは「食い物のうらみ」をずっと翌年まで持っていたのです。(笑)
さて、翌年の1995年に上海ガニのカニみそを初めて食べたマダムは「なんて、おいしいのかしら! この世にこんな味が存在するなんて!」と感激し、以来、毎年上海ガニを10匹食べることをノルマにしていました。
風水でも陰陽があるように、中国では食べ物にも陰陽があります。
上海ガニを食べる時は、中国漢方の知恵が活かされています。
上海ガニは「陰の食べ物」で、からだを冷すと言われています。
それで、上海ガニを食べる時は、必ずからだを温める「しょうが湯」を食後に必ず頂くのです。その時の甘味は、もちろん黒砂糖です。
また、カニみそをいただいた後、泥くさい身を食べる時は「黒酢」です。
今回、深センでいただいた時は、食後の「しょうが湯」にさらにからだを温めるために「漢方薬」をいれて煎じてありました。
P.S. 一番良い上海ガニはどこで食べれると思いますか?
答えは上海ではなく、香港です。
その理由は香港人はおいしいものに糸目をつけないから、一倍良い上海ガニは香港で売られるのです。
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