50ドルの大学の学費
50ドルの大学の学費
皆様、こんにちは。
マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。
昨日、マダムはおしゃれな友人のエリコさん(仮名)から次のようなお話を教えてもらいました。
今、世界中のIT会社がグローバル化に力を入れている国がどこだか、ご存知ですか?
それはインドです。
アメリカの企業では24時間「お客様電話センター」を設けている企業がありますが、その多くはIP電話を使って、インドへ回線を飛ばしています。
インドは元英国領だったので高等教育を受けた国民の大半が英語をしゃべります。(ただし、インド人のアクセントは結構すごいものがありますが・・・)
さらに、インド人も非常に勤勉で、優秀な人がたくさんいます。以前、このブログでアジア系アメリカ人のハーバード大学入学はほとんど無理だと申しましたが、その理由のひとつに「アジア系」には、教育熱心な日・中・韓以外にインドも入るからです。
さて、このインドの大学の学費は年間いくらだと思いますか?
このタイトルに書いたように年間50ドルだそうです!(今日のレートで約6000円未満)
貧富の差が非常に激しいインドで、貧しくても優秀な生徒に大学の門を開けている政府の姿勢が現れていますね。もちろん、日本からの経済援助も貢献していると思います。
しかし、人口に対する大学の数が少ないので、競争率は60倍もあるそうです。
すごいですね。
でも、この難関を突破したIT関連を専攻する学生には、世界のIBMやマイクロソフト社などが1年生の時から学費、生活費、おこずかいまで支給してくれるそうです。
カースト制度があるインドでは、貧困層の学生がはい上がれる手段のひとつがITのようです。
それなので、どんどんと超優秀な学生達が集まってきます。
このように貧しい国では生活がかかっているので、必死で勉強するのですね。
そういえばマダムのアメリカのスタッフにはインド人もいますが、やはり彼らはものすごく働きます。夜中の11時でも仕事のアポを作れるんです。(ということは、マダムもその時間まで働いているわけですが・・・)
さらにすごいのは、インド人も華僑と同様にビジネスが上手ですから、ますます日本の将来に危機感を感じているマダムです。
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