日本一かっこいい男 白洲次郎
皆様、こんにちは。
マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。
本日は緊急のお知らせです。
今夜、10時から放映のNHK「その時 歴史が動いた」をぜひご覧下さい。
視聴者の強い要望にこたえてのアンコール放送だそうです。
マダム・ホーは白洲次郎氏の大ファンです。
本のオビにあるように「こんなにかっこいい日本人がいたのか?!」と衝撃を受けました。
若い人にわかりやすく言うと「日本ではじめてジーンズをはいた人」としてバツグンのファッションセンスを持つ、ハンサムなかたです。
日本ではじめてジーンズをはいただけでなく、人格と品性を持つ「真のジーニスト」です。
しかし、白洲次郎氏のすごさは、こんな小さなことではありません。
戦後の占領下にある日本で、戦勝国にこびず日本の国益を考えた人。
通産省を作った人。
紳士的で相手をリスペクトする人格者。
なによりも人間として信用できる人。
白洲氏はあの時代にイギリスのケンブリッジ留学をした、ばりばりの「ジェントルマン」です。
「ジェントルマン」は弱きものにやさしく、権力をかさに自分より弱い立場の人々に対して威張る人間には徹底してきびしく接します。
次の「白洲次郎的」の35ページから36ページのエピソードをご紹介させていただきます。
(1)「金持ちの子供が使用人に対して威張り散らしているのは、親が悪い。英国ではお茶を給仕してもらった社長は必ず「ありがとう」と言う。これが民主教育だ。」
(2)高速道路の料金所で働く人、ビルの清掃員、ゴルフのキャディにいちいち『ありがとう』と言うのだ。「すみませんではなく、『セイ・サンキュー』だ」
アメリカの親が子供に口うるさく言う言葉のひとつに「セイ・サンキュー」(ありがとう、と言いなさい)があります。
(1)はウォーレン・バフェット氏が「子供に過分のお金を持たせるのは堕落させるので良くない」という考えに通じるものがありますし、(2)は松下幸之助氏がおっしゃった「皆さんのお陰という姿勢を持つ」ことに通じていると思います。
社会的、経済的地位に関係なく、お互いを人間としてリスペクトする。
何かをしてもらったら「ありがとう」
欧米の紳士・淑女は「人間として当たり前のこと」を、さらりとできるように躾を受けているのです。
こういうことが生活習慣になったら「あなたの生活環境がパワースポットになる」と思います。
おまじないや無意味な開運グッズにたよる必要はありません。
今夜、10時から放映のNHK「その時 歴史が動いた」をぜひご覧下さいね。
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