ウォーレン・バフェット氏の伝記「スノーボール」(連載7回目)

10歳のウォーレン・バフェット氏が読んでいた投資雑誌

マダム・ホーと一緒にウォーレン・バフェット氏の伝記『スノーボール』を英語で読もう!(連載第7回目)
2009年3月22日配信マダム・ホーのメルマガ93号より


The Snow Ball

マダム・ホーと一緒に英語の原作を読もう!
ウォーレン・バフェット氏の『スノーボール』


The Snowball: Warren Buffett and the Business of Life


皆様、こんにちは。
地に足が着いた働くミリオネアで、
華僑富豪から教わった論語と風水研究が趣味の
マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。

昨日からロサンジェルスではめずらしく
雨が降っています。

さて、今日もマダム・ホーのメルマガに連載中のバフェット氏の『スノーボール』をお届けしましょう。

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週刊メルマガが人気の理由のひとつに、
日本でまだ翻訳版がでていないうちから
「マダム・ホーと一緒に原作を読もう」という
コーナーで、毎週少しずつバフェット氏の
『スノーボール』の内容をご紹介しているからです。

今年に入ってから、マダム・ホーはずっと
「マダム・ホーとして日本の皆さんに何ができるか?」を考えてきました。

その一環として、今年の2月8日配信のメルマガから
新コーナーを開設しました。

タイトルは「マダム・ホーと一緒に原作を読もう!」です。

マダム・ホーは「ビジネスのやりかた」に非常にこだわるのですが、
その理由は世界で通用する一流のビジネスマンになるためには、
小手先のノウハウではなく人間性が大切だからです。

これを理解していただくために一番良いビジネス書が、
バフェット氏の『スノーボール』だと個人的に確信しています。

ウォーレン・バフェット氏が世界的な大富豪だからご紹介するのではなく、
バフェット氏のビジネス倫理観と人生哲学を
日本の若い皆さんに見習ってほしいと思います。


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日本でまだ翻訳版が出ていない
原作を英語で読むことは、
読者の皆さんにとって
ビジネス書ブロガーの鹿田さんが言うように
「時代を先取りしている」ような
気分
になります。

また、原作が1000ページもありますので
これを一人、英語で読むのは大変です。

でも、少しずつでもマダム・ホーの解説があれば
読みやすいですよね。

このコーナーが非常に人気なので
皆さんのご要望にお応えするために
こちらのブログでも「不定期」ですが
バフェット氏の本の部分を掲載することにしました。

では、今日は第7回目のエピソードです。

*** 以下は、2009年3月22日に配信されたマダム・ホーのメルマガ93号から引用します。(無断で複写、転載は禁じられています)***


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■ 新コーナー開設!マダム・ホーと一緒に原書を読もう!(7)

グローバルなビジネスマンや投資家をめざす人へ
マダム・ホーおすすめのウォーレン・バフェット氏の伝記!

2008年11月に私達夫婦が楽しんだビジネス本が、このウォーレン・バフェット氏の伝記『スノーボール』です。

「こうやって世界一の大富豪になりました」的なハウツー本ではなく、やはり「誠実さ、逃げない、ウソをつかない」という日々の態度が大切だという人生ポリシーをウォーレン・バフェット氏が持っていることを知り、とてもうれしくなりました。

The Snowball
こちら 

今日印象にのこったシーンも、第6章です。

ウォーレン・バフェット氏の母親が少し情緒不安定だったのでバフェット少年はいつも外で遊んでいました。

また、当時の株式市場が土曜日も2時間ほどしていたそうで、バフェット少年は父親の証券会社で時間を過ごしました。

10歳に満たないバフェット少年は投資専門誌のバロンズ(日経ヴェリタスのようなもの)の記事の中で「トレーダー」欄を読んでいたそうです。

さて、父親のハワード氏は家族行事の恒例として、子供が10歳になるとアメリカ東部旅行へ連れて行きました。

父親の「NYへ行ったらどこへ行きたいか?」との質問にバフェット少年が行きたい場所としてあげたのは、切手屋さん、電車のモデル屋さん、そしてNY証券取引所だったそうです!

活気あふれるNY証券取引所のようすを見学した後、父の知人と一緒に証券所内のレストランで食事をしました。

そのレストランでは、食後に好みの葉をブレンドして葉巻を作ってくれます。

その様子を見ていた10歳のバフェット少年は、目を輝かせて叫びました。

「これだ! 僕は将来、この道(株式投資)で成功するぞ」

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このエピソードでは、おどろいたことが2つあります。

1つは「日経ヴェリタス」のようなアメリカの投資専門誌「バロンズ」が50年も前から存在していたことです。

2つめにおどろいたことは、10歳に満たないバフェット少年が、その「バロンズ」(日経ヴェリタスのようなもの)の記事の中で「トレーダー」欄を読んでいたのには、本当に感心します。

マダム・ホーが10歳の頃は「少女フレンド」や「週刊マーガレット」といった少女マンガ雑誌を読んでいました。(笑)

大人でも全員が「バロンズ」や「日経ヴェリタス」を読んでいないのに、10歳未満のバフェット氏が読んでいたなんて、すごいですよね・・・

成功するための第1歩は、明確な目標をできるだけ早く持つことです。

バフェット氏のように10歳で自分の将来像をはっきりと目撃することが大切です。




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*この連載の第1話からはマダム・ホーの公式サイトwww.madamho.comの左にあるカテゴリー「マダム・ホーと一緒に英語の原作を読もう!」をクリックして、お読みください


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