スペクタクルな映画「2012」のメッセージ

アメリカで映画「2012」を見てきました。



「人間愛のメッセージ」




2012年12月21日に何が起こるのか?



皆様、こんにちは。
地に足が着いた働くミリオネアで、
華僑富豪から教わった論語と風水研究が趣味の
マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。

今日の勤労感謝の日をいかがお過ごしですか?

こちらアメリカは連休ではありませんが、
マダム・ホー夫婦は今週末に
映画「2012」を見てきました。

日本語の公式サイトはこちら →
http://www.sonypictures.jp/movies/2012/

すごくスペクタクルな映画でした。

特に最初にマダム達が住むロサンジェルス崩壊のシーンは
とてもリアルで楽しめました。

マヤ暦によると2012年12月21日ごろで
カレンダーが終わっているので
それが地球最後の日を示すのか、または、
旧約聖書にある「ノアの箱舟」のような展開になるのか、
グーグルで調べると、いろいろな意見があるようです。

このようにNHKも2012年に関する本をだしています。

2012地球大異変

このブログの目的は2012年に
世紀末が来るかどうかを議論することではなく、
映画の感想を述べさせていただきます。

映像、ビジュアル効果、ハラハラドキドキさせる展開など
娯楽としてとても楽しめます。

映画の主人公が住んでいるマンハッタンビーチという市は
マダム・ホー達が住んでいる場所のすぐ近くですので
「こんな感じのところに住んでいるんだ」と
思ってくださいね。

最初は主人公に反発していた息子が
ストーリーの中で徐々に成長し
最後には父親を助けるまでになるという家族愛の設定は、
このような映画には、よくあるストーリーです。

しかし、それ以外の大きなテーマとして
人間愛と人間性について強いメッセージがある映画です。

人間って、非日常的な時(大災害の時)に、
その人の本心があらわれます。

見知らぬ人を助けるか、知人や友人さえも蹴り飛ばすか・・・

主人公達を無事に着陸させるために
犠牲になったロシア人パイロット。

アメリカ人の主人公達がチベットで中国人達と遭遇した時
言葉が通じなくても彼らを一緒に
基地へ連れて行くことにした中国人の老婆。

アメリカとイタリアの大統領は避難せずに、
沈没船と運命を共にする船長のように
最後まで国民と残りました。

また、黒人地質学者は父親に連絡をとり
愛していることを伝えましたが、
別の白人男性は不仲になっていた息子に
許しを得るために電話をしたのですが
受話器の向こうで息子家族が亡くなる悲鳴を聞きます。

「一寸先は闇」という言葉がありますが、人間っていつ、どうなるかわかりません。

そのために、「いつか言えばいい」ではなく、
「今、伝えておくべき言葉」がたくさんあります。

愛していると伝えたい人がいますか?
感謝を伝えたい人は誰ですか?
ごめんなさいってすなおにあやまりたい人はいませんか?

「ありがとう」
「愛している」
「ごめんね」

たった3つの言葉ですが、
私達にとって一番むずかしい言葉かもしれません。

特に家族や身近な人に対して、
照れくさくて言えない言葉ですよね。

この映画を見たあと、この3つの言葉が
いつも素直に言える人生を送りたいと思いました。

追伸。

「こんなときに備えて小型機のライセンスを取っておかないとね」とマダム・ホーが言うと、「こんな非常事態は給油地もダメになっているからムダだよ」とムッシューが言っていました。



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