パリのスタバ
パリのスタバ
皆様、おはようございます。
マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。
これは夏にパリへ行った時に見かけたスタバ(スターバックス)です。
1−2年前にオペラ通りのスタバが開店準備をしているのに気づいたマダムは、少し複雑な気持ちでした。
ついにスタバがパリに来ちゃったわね。(タメイキ)
1990年代にロンドンで「シアトルズベストコーヒー」を見かけた時に、いつドーバー海峡を越えてフランスに来るかヒヤヒヤしていましたが、ついに現実となり、今回、複数のスタバをパリで見たのです。
本日はサービスに関する日米の意識差についてお話します。
よくアメリカのビジネスシーンで、ある従業員が解雇されると、顧客をみんな、持っていってしまう事があるのですが、その背景が理解できたエピソードです。
これはマダムの個人的な意見であり、まちがっているかもしれませんが、アメリカ人はサービスにおいて、雇い主である企業でなく、顧客へのサービスを優先しているのではないか、と思うエピソードに遭遇しました。
母親が亡くなる前、入院中の病院の前に日本企業が経営するレストランがありました。そこで食事をした時のお話です。
マダムの父親がコーヒーを注文すると、日本人スタッフのかたが「コーヒーなら、このレストランより、むかえにあるスタバのほうがおいしいですよ」とおっしゃいました。
マダムの父親は椅子からずり落ちそうになるぐらい、驚きました。
「日本なら勤めている会社の利益を優先するんじゃないか? スタバのコーヒーのほうがおいしいですよ、って教えてくれるなんて、日本じゃ考えられない」
その時、マダムは思ったのです。「こうして、お客様にとって、何が一番良い選択肢か、教えてあげるのがカスタマーサービスかも?」
このことを日本企業に勤める江里子さん(仮名)に話すと、「だって、日本の考えるサービスって、『はい、おまけに鉛筆3本つけましょう』って感覚でしょ。欧米のサービスと感覚が違うのよ」って笑って言いました。
それで、昨日ご紹介したニューズウィークジャパン9月28日号の記事を見て、納得したマダムでした。
それ以来、スタバをみると、このエピソードを思い出すのでした。
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次回のハピネス・パーティーは10月16日 日曜日です。
午前11時半からランチをいただきながら、楽しいひと時をお過ごしください。
今回のトピックはいよいよ風水の基礎編です。
風水で幸せになろうと思ったのに風水に翻弄されている人、必見です。
「方位取り」や「家の張り」や「欠け」、「鬼門」など、日本の家相とフライングスター風水の違いをずばり、お話します。
これで、今までの風水に対するモヤモヤな気分がすっきりすると思います。
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