大晦日の草の根外交
大晦日の草の根外交
皆様、こんにちは。
マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。
今日は「大晦日」です。
大晦日にふさわしいこの写真を選びました。
マダムはパリの8区と1区が好きです。ランチに立ち寄ったサロンドテの窓辺にこのようなキャンドルがあり、パリのセンスに感服しました。
さて、さきほど「今日は大晦日です」と申しましたが、「え！？」って思われた方が多いと思います。
マダムもムッシューとの電話で「土曜日に大晦日ディナーに誘われたから」と聞いて、「なんで、大晦日なの？」と日本人のマダムは言っています。
そうなんです。明日の日曜日は旧正月ですから、今日は中国語圏にとって「大晦日」なのでした。→只今のクリック数チェック
こういう時、文化と習慣の違いを痛感します。
東南アジアをまわると、別れる時に「良い、お正月を！」を言われるのですが、旧正月をお祝いしない日本人のマダムは頭ではわかっていてもピンときません。
でも、先日の読売新聞に心温まる「草の根外交」の記事をみました。
大阪市内の市民団体が、日本で旧正月を過ごす中国人留学生や中国系のかたに旧正月の大晦日や明日の旧正月に電話をかけたり、集まって食事をしたりしているそうです。
どの国籍でも人種でも、母国で一番大切なホリデーに家族と離れて一人ぼっちだと、とてもホームシックになります。
マダムも16歳で単身渡米してホームシックになって精神的につらかったのが最初のお正月でした。
それ以来、クリスマス休暇には、いつも日本に帰っていました。
でも、旧正月をお祝いしない日本にいる中国人たちは学校も仕事も休めないので、きっと日本で寂しい思いをしていることでしょう。
もし、あなたの知り合いに中国やアジアからの留学生や駐在員が寂しく一人でいたら、今日の大晦日と明日の旧正月に声をかけてあげて下さいませんか？ただいまのランキングはこちらをごらんください。
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