5歳の子供でもできる夢の実現


ウィル・スミス出演「幸せのちから」DVD


幸せのちから」日本語翻訳本

皆様、こんにちは。
マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。

マダムは日本へ発ちました。土曜日のセミナーで皆様とお目にかかるのを、とても楽しみにしています。

さて、昨年11月にアメリカで放映され人気を博した「Pursuit of Happyness (邦題:幸せのちから)」は著者クリス・ガードナー氏の実話です。

偶然、日曜日の朝、CNBCテレビのインタビューに出演していた著者を見て、すぐに映画を見に行きました。

黒人俳優のウィル・スミス氏が好演していましたね。

実は、このストーリーに感動したマダムは、著者に会いに行ったのです。

お会いして、もっと感動しました。

なぜなら、先日のブログのテーマが「14歳の時にできること」でしたら、このクリス・ガードナー氏は「5歳の時に」心に誓ったことを実現したのです。

それは、「ボクが大人になったら、絶対に子供を見捨てない」でした。

今の社会は個人のプライバシーや生き方を尊重してくれますが、昭和の時代は非常に偏見が強い時代でした(これを秩序と呼ぶ人もいます)

未婚の母親から生まれた子供は「私生児」、シングルマザーの子供は「ててなし子」と呼ばれました。

クリス・ガードナー氏は代々貧しい黒人家庭に生まれ、子供の時に父親が妻と彼を見捨てました。その後、母親は再婚したのですが、新しい父親とうまがあわず家を飛び出したそうです。

当時、5歳だった彼は「ボクに子供ができたら、絶対に子供を見捨てない、ててなし子にしない」と誓いました。

だから映画の中で、何度も子供が足手まといになっても、決して子供を手放さなかったのです。(実際はまだ1歳の赤ん坊だったそうです)

すごいですよね。

子供の時に心に誓ったこと、たとえ小さなことでも、それをずっと守り抜く力が幸せを引き寄せると思います。

余談ですが、映画ではディーンウィッターレイノルズ証券で無償インターンをしたところで終わっていますが、実際はそのあとベアスターンズ証券へ移籍したそうです。

そのきっかけのエピソードもおもしろく、ベアスターンズ証券入社直後、彼の内線に当時の会長が電話をかけてきました。

わが社にはMBAは不要だ。貧乏でもがんばっている情熱を持った人間がほしい。キミこそ私が求める人材だ。がんばりたまえ」のようなウェルカム・メッセージをわざわざ伝えてくれたそうです。

それ以来、「ベアスターンズ証券(BS)っていい企業風土を持っているよね」とマダムは言っています。


継続は力なり


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