マダム・ホーの心の風水学が教えてくれる不況ののりきり方

Freeway Miracle 2
フリーウェイの落し物(長さ75センチ)


皆様、こんにちは。
地に足が着いた働くミリオネアで、
華僑富豪から教わった論語と風水研究が趣味の
マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。

世界的な金融危機や景気後退の今、
テレビや新聞では連日のように
暗いニュースばかりで気がめいってしまいます。

その結果、個人も社会もマイナス思考になり
悪いことばかりを考えて時間を過ごしがちです。

でも、気づいてほしいのですが
中国古来の陰陽説で考えると
この世の中は良いことと悪いことが同じぐらいあり、
どちらを見るかによって、ものごとが違って見える
という事実です。

「陰の中に陽があり、陽の中に陰がある」

マダム・ホーはいつも思っています。

「ピンチはチャンス」

「絶望の次には希望がある」

悪いことばかり見たり、考えたりしないで
良いことへ目を向けてみませんか?

あなたの日常へ心を向けてみると
たくさんの素晴らしいことでいっぱいです。

あなたがこうして生きていることが「奇跡」なのです。

もし、今、あなたが将来に不安を感じているのなら、
不安を感じるだけの「時間の余裕」があるのです。

例えば、世界には今、この瞬間も
頭の上をミサイルが飛んでいる戦場で
生き延びるために必死で走っている人がいます。

貧しい第三国では、貧困とエイズで死んでいく小さな命があります。

それに比べると、平和な先進国に生まれた
私達はまだまだ恵まれています。

この事実に対する感謝の気持ちがあると
きっと、あなたはどんなことも乗り越えることができます。

先日もこんなことがありました。

いつものようにムッシューから
「今から帰るよ」とカエルコールを受けた30分後
今度は「車がおかしい」と再び電話がありました。

ムッシューの前を走っていた車のパーツが突然落ちたそうです。

運悪くムッシューの車の両脇に他の車が走行していたので、
しかたなく落下物の上をとおりました。

すると、その落下物が車の下にはさまり
とれなくなったので高速道路の脇に車を寄せて
AAA(日本のJAFのような団体)へ電話で助けを求めました。

AAAのレッカー車を待っている間、
CHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール)の
パトカーが片道5車線もあるロサンジェルス
高速道路をジグザグに運転して
他の車のスピードを落としながら近づいてきました。

ムッシューが事情を説明すると
「高速道路わきで待っていると危険だから」と
次の出口まで誘導してくれました。

明るいガソリンスタンドに車を止めて
ムッシューの車の下にはさまった落下物を
CHPのオフィサーと一緒に取ろうとしたのですが、
押しても、ひっぱっても取れません。

しばらくしてAAAが到着しました。

AAAの担当者はさすがにプロですね。

すぐに取ってくれました。

ムッシューの車の下にあった落下物が
この写真の長さ75センチのものでした。

CHPのオフィサーが微笑みながらこう言いました。

「暗い高速道路のわきで立っていたら
車にはねられて死んでしまいますよ。

今日のあなたは本当にラッキーですね。

この落下物を幸運のしるしとして
持って帰ってください。

きっと宝くじを買うと当たりますよ」

ちょうど、その日はムッシューの誕生日でした。

「こうして、また生かされている」と感じたのが
一番のバースデープレゼントでした。

*** マダム・ホーの英語ワンポイント・レッスン ***

日本人って相手を「おまわりさん」、「ウエイトレスさん」、「駅長さん」と職業名で呼ぶことが多いのですが、個人主義アメリカでは基本的に相手の名前で呼びかけます。

しかし、このムッシューの場合のようにCHP担当者の名札が暗くて見えないときなどは、「オフィサー」、または男性なら「サー」と呼びかけます。

くれぐれも、日本語の「おまわりさん」を誤訳して「ポリース」と呼びかけてはいけません。



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