多人種国家アメリカの父の日のようす


父からの手紙


皆様、こんにちは。
地に足が着いた働くミリオネアで、
華僑富豪から教わった論語と風水研究が趣味の
マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。

昨日の父の日に、マダムとムッシューは
「父の日」だということを忘れて
夕食にでかけました。

多人種国家のアメリカ生活の良い点は
各国の物価レベルで上手に生活できます。

日本人が経営するスーパーより韓国系や中国系スーパーのほうが
新鮮で値段が安いことがよくあります。

また、レストランも日本人がよくいくところは
比較的値段が高く、他の人種が行くレストランの
ほうが安くておいしいことがあります。

昨日マダムたちが行ったのは
LAに住んでいるフィリピン人が教えてくれた
中華レストランです。

ここは、値段が安くおいしく、量が多いので
いつもにぎわっています。

父の日の昨日は、興味深いことを観察しました。

アメリカ国民と結婚すると、すぐに
アメリカの永住権が取れ、その後、アメリカ国籍を申請できるので
必然的に国際結婚でハーフの子供を持つ夫婦がたくさんいました。

父親が子供を連れてきているのは離婚したケースが多いです。
昨日の週末は父の日と重なったので、父親が子供と
過ごしている人。

父親がアジア系で母親が白人または黒人で離婚した人は
食事の時に父親はお箸を使って食事をし、
ハーフの子供達はフォークで中華料理を食べていました。

一方、アメリカ人家族でも、職場や学校でアジア系友人が
多いのか、上手にお箸を使って食べている人もいます。

文化的に中国系やフィリピン系は親を大切にするので
子供と孫がおじいちゃんを連れて食事に来ていました。

家族の人相を見ていると、父親と仲がいい家族や
父親としっくりきていない家族などわかります。

顔なじみのウェイターさんは、マレーシア出身の華僑。

こうしてみると、アメリカの中華レストランは
地球の縮図のようでした。

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