養子縁組でも血がつながっていなくても家族は家族


皆で甘いあんみつはいかが?


皆様、こんにちは。
マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。

昨日の皆既日食をごらんになりましたか?

こちらアメリカでは見えませんでしたが、世界でインドから日本までの地域で見ることが出来たそうです。

アメリカで2007年1月22日の朝に、放映されたアメリカ三大ネットワークのひとつABCテレビの「グッドモーニング アメリカ」で、ある女性に「あなたにとって家族とは?」とインタビューがありました。

すると、その女性は、「家族とは、私の事を、いつも愛していてくれて、ありのままの私を受け入れてくれる存在」と答えていました。

その前をよく見ていなかったのですが、養父母に育てられた女性のような印象を受けました。

血がつながっていなくても「いつも私を愛してくれて、ありのままの私を受け入れてくれる存在が家族」なんて、なんだか、「死語」になってしまったような気がします。

よく考えてみると、社会や学校は、成績や出世などで人間を比べて、評価して、格差をつけるシステムです。

でも、「家族」って支えあい、助け合い、愛し合うことを私たちは忘れてしまったのでしょうか?

最近は「家族」も、社会や学校のように、子どもや兄弟をありのままに受け入れない集合体になってしまったのかもしれません。

代々、医者や歯医者さん、政治家、超エリートの家系が、この世にはたくさんあります。

たまに、ちょっと違ったDNAを持った子供が生まれてくることがあります。
そのDNAは医者や歯医者さん、政治家、超エリートには適さない才能ですが、もしかすると画家、作家、料理人、デザイナー、職人、グラビアモデルという才能かも知れません。

ここで、両親や兄弟に気づいてほしいのは、3浪も4浪もさせてまで、一族代々の職業につくための大学へ入れるより、もう、そろそろ本人がしたいこと、好きなことをさせてあげてもいいのではないかと思うのです。

日本中が医者や歯医者さん、政治家、超エリートばかりでは困ります。
おいしい料理を作ってくれるシェフ。
有機農法でできた新鮮な農作物を提供してくれる人。
ものすごく上手にヘアをカットをしてくれるヘアスタイリスト。
癒しのマッサージをほどこしてくれる「ゴッドハンド」の持ち主。
気持ちよく公衆トイレを使えるように、いつもきれいに掃除をしてくれる人。
電車が時間通りに動くように働いてくれる人。

いろいろな人々が社会を構成し、私たちの人生に喜びをもたらしてくれるのです。

「暖かい家庭を作る人」になることも、立派な才能です。

*今日は2007年1月22日のブログ「愛情のメッセージ」をおおくりしました。


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