幸せなお金持ちになるための信用力の作り方
USCの同窓生が開いたホームパーティー
皆様、こんにちは。
地に足が着いた働くミリオネアで
ライフスタイルに風水と論語を取り入れている
マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。
ご存知のようにマダム・ホーが顧問を務めるUSC(南カリフォルニア大学)は創立1880年のアメリカ西海岸で最古の私立大学です。
日本とアメリカの大学制度の大きな違いのひとつに、アメリカでは一般的に私立大学のほうが名門です。
この尺度は、卒業生の所得、社会的地位、同窓会などが、ひとつのめやすとして見ることができます。
大学サイドも同窓生の交友の重要性を知っているので、定期的に卒業生名簿がでます。
マダム・ホーの愛夫、ムッシューは理工学部出身で、その卒業生名簿が今月発送されると同時に、ムッシューの携帯電話に学部時代の友人から電話がありました。
「来週、ホームパーティーをするから来ないか?」
この友人は、イランからの留学生、アリ(仮名)でした。
当時はイラン革命で王族派だった人々の多くがアメリカに移住しました。
アリと会うのは1990年の同窓会以来です。
19年ぶりに会う彼は、内科医の奥さんと12歳のかわいいお嬢さんの3人暮らしでとても幸せそうでした。
5年前に買った家の前には、このようにパーティーの目印にUSCの校旗が飾ってありました。
それもそのはず、150人の招待客の半数はアリの友人や一族で、彼らはUSC卒業生。
当時の留学生らしく、ほとんどが電子工学、建築学、機械工学など理工学部出身者でした。
みんな今では企業の中堅や、建築事務所のパートナー、または独立していました。
アリがマダム達のテーブルに来て、こう言いました。
「僕達の建築学と土木工学を合わせた『ビルディング・デザイン学部』は40人の1年生が卒業する時には14人しか残っていなかったよね」
それを聞いたマダム・ホーはムッシューに「へぇ、あなたって頭がよかったのね」と茶化しました。
ムッシューは東洋の美徳「謙虚さ」を絵に描いたような人間ですから、マダムに自慢話をしたことがありません。
ムッシューが言うには、「アリは毎日、誰よりも一番早くからスタジオ(建築学部の学生が自習したり設計図を描く部屋)に来て、誰よりも一番最後までスタジオで勉強していた。その後、働きながら大学院へ行った」そうです。
このように、学生時代からの毎日の生活態度が積み重なって、「あなたの信用度」を作ります。
さて、今のあなたの行動の中で、人々が20年後に覚えているのは何でしょうか?
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