「スノーボール」(連載5回目)大富豪バフェット氏を育てた家庭環境

大富豪を育てた家庭環境

マダム・ホーと一緒にウォーレン・バフェット氏の伝記『スノーボール』を英語で読もう!(連載第5回目)
2009年3月8日配信マダム・ホーのメルマガ91号より


The Snow Ball

マダム・ホーと一緒に英語の原作を読もう!
ウォーレン・バフェット氏の『スノーボール』


The Snowball: Warren Buffett and the Business of Life


皆様、こんにちは。
地に足が着いた働くミリオネアで、
華僑富豪から教わった論語と風水研究が趣味の
マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。

いよいよデンマークIOCの会議が始まりました。

東京にオリンピックが来るといいですね!

さて、今日もマダム・ホーのメルマガに連載中のバフェット氏の『スノーボール』をお届けしましょう。

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週刊メルマガが人気の理由のひとつに、
日本でまだ翻訳版がでていないうちから
「マダム・ホーと一緒に原作を読もう」という
コーナーで、毎週少しずつバフェット氏の
『スノーボール』の内容をご紹介しているからです。

今年に入ってから、マダム・ホーはずっと
「マダム・ホーとして日本の皆さんに何ができるか?」を考えてきました。

その一環として、今年の2月8日配信のメルマガから
新コーナーを開設しました。

タイトルは「マダム・ホーと一緒に原作を読もう!」です。

マダム・ホーは「ビジネスのやりかた」に非常にこだわるのですが、
その理由は世界で通用する一流のビジネスマンになるためには、
小手先のノウハウではなく人間性が大切だからです。

これを理解していただくために一番良いビジネス書が、
バフェット氏の『スノーボール』だと個人的に確信しています。

ウォーレン・バフェット氏が世界的な大富豪だからご紹介するのではなく、
バフェット氏のビジネス倫理観と人生哲学を
日本の若い皆さんに見習ってほしいと思います。


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日本でまだ翻訳版が出ていない
原作を英語で読むことは、
読者の皆さんにとって
ビジネス書ブロガーの鹿田さんが言うように
「時代を先取りしている」ような
気分
になります。

また、原作が1000ページもありますので
これを一人、英語で読むのは大変です。

でも、少しずつでもマダム・ホーの解説があれば
読みやすいですよね。

このコーナーが非常に人気なので
皆さんのご要望にお応えするために
こちらのブログでも「不定期」ですが
バフェット氏の本の部分を掲載することにしました。

では、今日は第5回目のエピソードです。

*** 以下は、2009年3月8日に配信されたマダム・ホーのメルマガ91号から引用します。(無断で複写、転載は禁じられています)***


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■ 新コーナー開設!マダム・ホーと一緒に原書を読もう!(5)

グローバルなビジネスマンや投資家をめざす人へ
マダム・ホーおすすめのウォーレン・バフェット氏の伝記!

2008年11月に私達夫婦が楽しんだビジネス本が、このウォーレン・バフェット氏の伝記『スノーボール』です。

「こうやって世界一の大富豪になりました」的なハウツー本ではなく、やはり「誠実さ、逃げない、ウソをつかない」という日々の態度が大切だという人生ポリシーをウォーレン・バフェット氏が持っていることを知り、とてもうれしくなりました。

The Snowball
こちら 

今日の印象にのこったシーンは、第7章です。

バフェット氏のような世界的大富豪を育てた家のことが書かれてあります。

皆さんは愛情あふれる家庭が、子どもを賢くし、将来のお金持ちに育てると思いますか?

実は、この本によるとバフェット氏の母親は少し精神的に不安定だったようです。

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母方の祖母はネブラスカ州立精神病院で亡くなり、母親の妹は教師をしていたのですが発症します。

母親は子どもへの接し方が上手ではなく、バフェット氏は父親が帰宅するまで放課後はずっと友人と外で遊んでいました。

小学校1年生の時の好きな遊びは、親友のボブ・ラッセルの家の前の道路を通る自動車のナンバープレートをノートにせっせと書き込むことでした。

この風変わりな遊びを大人たちは、「バフェット君はアルファベットや数字のパターンを調べるのが好きだから」と思っていました。

しかし、バフェット氏がこのような遊びをしていた本当の理由は、ラッセル君の家は袋小路の入り口にあり、その奥には銀行がありました。

「もし、銀行強盗がおこったら、ナンバープレートを書き込んだこのノートが犯人逮捕につながる唯一の証拠だ」と少年達は思っていたのでした。

バフェット氏は子どもの頃から正義感が強く、また数字に対する好奇心が旺盛だったようです。

そして、やはり読書好き。

図書館から本を借りてきては、読んでいたそうです。

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いかがですか?

日本人の中にはお金持ちに対して、まちがった偏見を持っている人が多くいます。

ウォーレン・バフェット氏の伝記を読むと、バフェット氏が世界的大富豪になったのは、子供の時から正義感が強く、数字に強く、読書好きという性格だったから。

そして、「愛情あふれる家庭」ではなく、精神的に不安定な母親に育てられました。

だから、あなたが普通の一般家庭出身でも、大富豪になる可能性は十分あるのです。

あなたの親がパーフェクトでなくても、あなたが成功する可能性があります。

すべて、あなたの性格しだいです。

正義感があり、数字に強く、読書好きなら・・・

これを知るだけでも、勇気と希望がわいてきませんか?



■ マダム・ホー日本事務所よりお知らせ

理系の私は経済理論や他人のケーススタディーは語りません。

また口先だけのスイートトークや、浮ついた話も嫌いです。

「お金はツール(道具)であり、ルールではない」が私のポリシー。

ビジネス倫理が欠如している人とは付き合いません。

ビジネスやお金に関する価値観が同じであることが大前提で、投資に関しては結果主義です。

読者の皆さんには「幸せなお金持ち」になってほしいと願っています。

今月24日の3時間セミナーは皆さんにもそのため皆さんにも「100年に1度」といわれる今の時期をターニングポイントにしていただきたいので、自分を変えるコーチングのワークショップ、私の個人的な体験や投資方法、また独立や投資を考えている人が陥りやすい失敗をご説明します。

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*この連載の第1話からはマダム・ホーの公式サイトwww.madamho.comの左にあるカテゴリー「マダム・ホーと一緒に英語の原作を読もう!」をクリックして、お読みください


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